What is industrial gas?
産業ガスってなに?
暮らしや産業で活躍するガス
ガスは英語で気体のことです。空気中の酸素、窒素、風船に使われるヘリウムなども、気体の状態であればどれも「ガス」と呼ばれています。二酸化炭素(CO2)はガスのときと固体のときで名前が変わり、気体だと炭酸ガス、固体だとドライアイスと呼びます。
ガスは様々なものに使われていて、ガスがないとものが作れなかったり、生活が出来なかったりするなど、欠かせないものです。
ガスにもいろいろあるんです
家庭で使われているガスとは別に、様々な用途に応じたガスが利用されています。
酸素、窒素、アルゴンガス、ヘリウム、炭酸ガス、水素、エチレン
酸素
燃焼の火力を上げ、酸化させる性質を利用して、鉄鋼業の炉の吹き込みや、鋼材の溶接・切断に使用されています。
窒素
科学的に安定している不燃性ガスのため、品質保持用の酸化防止として、食品業界、半導体、石油化学、研究機関など幅広く使用されています。
アルゴンガス
アルゴンは窒素、酸素についで空気中に多く存在します。他の物質と反応しない完全不活性という性質である。電球封入用、アーク溶接、各種金属製造、その他幅広く使用されています。
ヘリウム
不活性ガスで浮揚力を利用して風船などに利用される。その他、医療用MRIや半導体、光ファイバーの製造過程で使用されています。
炭酸ガス
炭酸入りのジュースや、大人が飲むビールにも入っています。新型コロナウイルスのワクチンを運ぶときのドライアイスにも使用されています。
水素
水素は、燃料電池を通じて主に車やバスのモビリティの動力や、各家庭やオフィスの電力や熱の供給に使用されています。
産業ガスと呼ばれる製造や加工するために必要なガスを供給しています。